声のこと

「いい声ですね」〜声を褒める絶大な効果〜

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勇気ある一言が人生を変える

40代になった頃からだろうか?
街で会う見知らぬ人にも気軽に声をかける度胸がついてきた。
うら若き頃にはできなかった芸当である・・・。

カフェに入ってもお買い物をしても、お店の人と何かしらのコミュニケーションをとりたくなるのだ。
いやいや、これでは単なる寂しい中年女性ではないか。

ま、気を取り直して・・・。

そんなとき、この一言をいうと、誰もがはじめは驚き、次にはにかむように照れるのが

「いい声ですね」

の一言。
そして必ず返ってくる言葉が「初めて言われました」

そうだろう、そうだろう。

「かわいいね」
「綺麗ですね」
「美人ですね」
「イケメン君ですね」
「スタイルいいね」
などなど飽きるほど褒められる人も「いい声ですね」とは、まず言われない。
褒めるポイントとして「声」を思いつかないのかもしれない。

多くの人が自信のもてないところ、それが「声」でもある。
鏡を見れば容姿に自信が持てる人も、録音した自分の声を聞いて声に自信を持つ人はほとんどいない。

 

声のプロも実は「声」にコンプレックスを持っている

私はラジオのお仕事をしている関係で、「声」を仕事にしている人が周りにたくさんいる。局アナさんもいる。当然みんなそれぞれに良い声をしている。

きっとみんな、自分の声がいい声だって思っているのだろうな〜と尋ねたことがある。「自分の声好きですか?」と。
当然「はい」という答えが返ってくるものと思ったら、意外にも「いいえ」と答える人の多いことにびっくりした。
「声」を仕事にしている人でさえも、自分の声にコンプレックスを持っている人は多い。いや、仕事にしているからこそ声に敏感になり、自分の声の粗が気になってしまうのかもしれない。

アナウンサーに「いい声ですね」と言うのは失礼だと思っていた。
プロ野球選手に「野球、お上手ですね」と言うのと同じ感覚だから。
でも私は、好きな声の人にはプロアマ問わず「いい声ですね」「あなたの声、好きです」などと告白しまくるようにした。

その理由の一つは
一人でも多くの人に、声に意識を向けて欲しいから。

「かわいいね」という言葉が、人をもっと可愛くするように
「勉強がんばったね」という労う言葉が、子供を勉強好きにするように
「いい声だね」という褒め言葉は、自分の声を大事にするようになると思う。
容姿だって勉強だって褒められて伸びるなら、声だって褒められて伸びるはず。

良い人だから好きになる?「良い」と「好き」の微妙な関係

私は自分の声が好きだ。
だからといって、自分の声が「いい声」だと思っているわけではない。
幸か不幸か、身近に「声のプロ」が多いので、人の声ばかりがよく聞こえてしまう。でも、50年以上付き合ってきた自分の声には愛着があるものだ。

例えば、鏡を見て自分を「美人だ」と思わなくても、憧れる芸能人の顔とは程遠くても、「でも自分の顔だから好き
・・・と同じだろうか。

もう一つ言えば、「良い声」だから「好きな声」とは限らないのが面白いところ。
こればかりは、好みだから仕方がない。
絶世の美女だって、世界で最もハンサムな顔100人に選ばれし美男子だって、
「確かに綺麗だけど、美男子だけどね〜ちょっと違うな」というのと同じである。

だから、好みでなくても良い声なら「いい声ですね」と言うし、良い声でなくても好みの声なら「いい声ですね」と言う。

 

声に自信がつくといいこといっぱい

声に自信がつくと・・・
コミュニケーションが楽しくなる。
人付き合いが楽しくなって、明るくなる。
異性にも同性にもモテるようになる
大きな声で発言できるようになる。
大きな声で発言できる人は、グループの長になりやすい。
意見が通りやすくなって、出世も早い
「良い声」で人の悪口は言えない
「良い声」で後ろ向きな発言もできない

大げさかもしれないけれど、私は真剣に思っている。
「あなたの声、いい声ですね」の一言が、その人の人生までも変える力があると。

やってみると褒める側も楽しいものだ。
「あなたって、良い人ですね」とか「あなたのことが好き」とは言い難くても、
「声がいい」「声が好き」って言いやすい。
勇気を出して言ってみて。
絶対喜んでくれるから。

 

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