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『ご自由にどうぞ』の恐怖 〜人が集まる自己紹介へ〜

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小学生の頃、『夏休みの自由研究』が憂鬱だった。

「研究」という言葉が、私にとって、なんだか壮大な、人類がまだ誰も知らないような問題に取り組まなければいけない気にさせた。しかも、テーマは『自由に』

大人になって思えば、小学生にそんな大それたことをたった40日の夏休みにやらせるはずはないのだが、とにかく当時は『一体何に手をつけたらよいのだろう・・・』と途方にくれるばかりだった。

結果、私の記憶の中では、1度も自由研究を提出していない。

 

大人になっても「ご自由にどうぞ」と言われ困惑することがある。

 

 

『自由に話してください』

 

交流会や勉強会、参加者が自己紹介する場で「一人持ち時間は1分で、内容は自由に話してくださって結構ですよ。ご自分をアピールしてくださいね」

などと言われて、「ひゃっほ〜う」と思う人はまずいないでしょう。

「自由って言われても、名前と会社名、ほか何を言えばいいんだろう・・・」

と当惑してしまいますよね。

 

もし「今から自己紹介を各自1分していただきます。それぞれ、お名前、会社名、お仕事内容やこの会に参加したきっかけなどを話してください」と言われたらどうだろう?

「自由に話してください」よりも格段に話しやすくなるのではないだろうか。

 

「自由に話して」

「自由に絵を描いて良いよ」

「ご自由にお寛ぎください」

 

人は自由を求めながらも、「自由にどうぞ」といわれると思考が小さくまとまってしまうような気がする。

 

 

 

話を『自己紹介』に戻しましょう。

あなたが参加した会で、恐怖の「自由な自己紹介」があった時のために、1つご提案をしたいと思います。

 

まず「何を話そうか」という発信者目線から「みんなは何を聞きたいのかな?」という聞き手目線で考えると、文章が俄然作りやすくなります。

 

 

 

興味を引く自己紹介には理由がある

 

例えば

「皆さんこんにちは、山田清です。飲食店を経営してます。宜しくお願いします」

 

という自己紹介を聞いたら、どう思いますか?

これは、自由な自己紹介の場で起こりがちな発信者目線の典型です。

 

すると、え?飲食店って、和・洋・中・イタリアン・韓国どれ?

場所はどこにあるの?などなど

「もっと聞きたいこと」が頭の中に生まれますよね?

 

 

そんな、聞き手が欲しい情報は何かを考えるのです。

 

では先の例で

「イタリアンレストランを経営しています」

 

少しわかりやすくなりましたね。

でも、もう少しお店の特徴を知りたくありませんか?

 

「皆さんこんにちは、山田清です。赤坂でイタリアンレストランを経営しています。味はもちろんのこと、景色も素晴らしいのでサプライズイベントにもご利用いただいています。現在のところプロポーズ成功率は100%です」

などと言われたら、「え?どんな仕掛けがあるの?」

「教えて、教えて〜」と

この山田さんにもお店にも興味が湧きませんか?

 

聞き手がプロポーズに縁のなさそうな年代であれば、これを商談に置き換えてもいいですよね。

「よく商談にご利用いただいています。ご予算やメニュー、お席の配置など、お気軽にご相談ください。おいしい料理は会話が弾みます。商談が上手くまとまるように全力でサポートいたしますよ」

なんてどうだろう?

 

お客様をもてなすお店は、多くのビジネスマンが探しているところです。

興味を持って山田さんに名刺交換に行くのではないでしょうか?

 

私たちは幼い頃からの教育で「聞かれたことだけに答える」習慣を持っています。

でも、自己紹介では“聞き手のために”もう少し情報をプラスしませんか?自分にとっては「余計な一言」と思えることが、聞き手からすると重要な情報かもしれないのです。

 

今日のまとめ

「自己紹介をするときは、聞き手目線で話すことを考える」

 

また、ブログでお会いしましょうね。

 

 

 

 

 

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